まるごと大沼スタッフ: 2009年12月アーカイブ
「あ~ぁ。チャリんこのパンク修理くらい出来ないとだめだよね~。」
『それなら!日本チャリで2周したO氏が得意!』
即電話。「明日ひまですか?」
その翌日、O氏を招き自転車講習会決行。
9月のある日
「着物の着付け出来ないとだわ!」
『それなら、T氏の奥さん!和裁の先生だわ。』
即電話。「着物の着付け教えてもらえますか?」
家に招いて頂き、着付けを習った。
12月。
「飯寿司作るのに、おけが壊れてる!」
「I宅のじっちゃんに聞いてみれ~」って。
頭に浮かぶ顔がある。アレはこの人!コレはこの人!!
東京ではすぐさまGoogleだった私。
『自転車』 スペース 『パンク修理』 エンター。
人が、情報が溢れる街と、そうではない街。
顔がすぐに浮かぶ街では、トマトひとつ、チーズひとつ食べても、
生産者の顔シールがなくとも思い浮かぶ顔がある。
いないとなかなか困る。
こんくらいが調度いいのではないかなぁと思う。
(大沼育ちの沼っ子S~久々の帰省中~)
度々このブログで書いているのだけれど、北国で田舎の大沼には、時として南国や都会などでは有り得ないようなモノが必要になる。
そして今回、そのひとつとして新たなる電化製品が仲間に加わった。
それは、

冷凍庫だ。
多機能なデジタル家電やハイテク家電が幅をきかせる今の世にあって、こいつは単機能でアナログとローテクそのもの。
ストッカー式で、天面の蓋を開けて出し入れするタイプ。急冷用のスイッチと、温度調節の為のダイヤルが申し訳程度に付いている。二槽式洗濯機と肩を並べるくらいシンプルだ。
何故こんなモノが必要なのか?
まずこれは北海道という地域の特殊性からくる。
御存知の方も多い通り、北海道の食料自給率は200%に迫る勢いなのだけれど、そのうちの8割くらいは秋に集中しているんじゃないだろうかと思いたくなるくらい、秋には食料が溢れることになる。
ここ大沼にも畑や農場が多い。秋頃になると、近所の人々と顔を合わせると、かなり高い確率で「大根(など野菜)いるか~?」とか聞かれるのだ。何かの手伝いでもしようものなら、お礼に無条件で大根、ジャガイモ、カボチャ、ネギなどを、両腕に抱えきれんくらい持たされてしまう。
そして知り合いからも、「飼ってる豚がそろそろ旨そうだ。冬の前に解体しよう」「クルミがそろそろだぞ。採りにいくべ」「活きのいい鮭をもらったぞ。でかいの一匹やる」「リンゴいらねえか?」「いい鹿を仕留めたぞ。鹿肉少し分けてやろう」といった感じで、こちらが欲しがらなくとも食料がどんどん家にやってくるのだから。
しかも夫婦揃って接客業なので、そのお客様からもかなりの頂き物があって、冷蔵庫や冷凍庫はたちまちのうちに満杯になってしまう。
そしてその反動か、雪に閉ざされる冬から春にかけては食料不足(?)に陥る。全く貰えることはないし、買おうとしてもスーパーの野菜など夏とは比較にならないくらい高価になるからだ。そりゃそうだ。全部、本州の暖かい地方から遠路はるばる運ばれてくるのだから。
そんなわけで、こちらの習慣では冬に向けて食料を備蓄しておくのだ。野菜は土に埋めたり床下に入れたりして越冬させればいいけど、肉類や加工品はそうはいかない。
そこで、これの出番である。

今までは一般的な冷凍冷蔵庫を2台使っていていたけど、これらの冷凍庫の容量は極めて少なかった。
すぐに満杯になってしまい、食料を貰う度にどう収納するか、収納できないならどう加工しようか悩む羽目になるのだから。
それに万が一、鮭一本丸ごとや鹿の足などが来た日にゃ、全く役に立たない。
そんな時でも、この容量100リッターの冷凍庫があれば無敵だろう。
早速、小さい方の冷蔵庫を引退させて、その中身を移す。
まだまだ余裕だ。中身の余裕もあるけど、何と言っても気持ちの余裕が出来た。
さあ、食料ども!なんぼでも来やがれ!
どないですか?皆さんのお宅にも1台?
ええ仕事しまっせ~。
(元大阪人A.O)

