まるごと大沼スタッフ: 2010年11月アーカイブ

今回の田舎暮らし講座は、サラミソーセージ作りです。サラミソーセージが発酵食品だって知ってましたか?私は、今回初めて知りました。肉の熟成やスパイスの調合など奥深い製造工程を初心者用に簡単に体験させてもらいました。


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講師の山田憲一さんは、新得町の共働学舎で牛や豚の世話をしていました。今年の春に大沼に越して、豚、山羊、鶏を飼い始め、手作りで豚舎を立てています。

前日の下準備として、豚肉を細かく切り、塩漬けにしておきました。当日は、ミンサーで赤身と背脂をミンサーにかけひき肉状にする作業から開始!

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粗挽き肉と背脂、氷、スパイス(今回は、ナツメグ、コリアンダー、黒コショウなどを調合)、乳酸菌を入れ混ぜます。この作業がなかなか重労働...。肉が混ざれば混ざるほど、ハンドルが重くなり参加者の皆さんが交代で一生懸命肉を練り上げました。


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ここからは、お楽しみスタッファーでの腸詰め作業。

皆さん300gづつお持ち帰りの分を思い思いに腸詰めしていました。ハンドルの回し方や力加減でソーセージの太さや肉の詰まり具合が違って、個性豊かなものができました。これを風乾させて、午前中の作業は終了。
お昼には、余ったひき肉でハンバーグを作って味見しました。これが、ジューシーでとっても美味しかった!サラミソーセージの完成が楽しみです。


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午後は、風乾させたソーセージをボランティアスタッフ、キングの手作りドラム缶燻製機に入れて燻煙。
燻煙中の待ち時間は、森を散策し大豆の豆叩き班と薪割り班に分かれて体を動かしました。


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ほんのり、あめ色になったサラミソーセージを窯から取り出して、今回の作業は終了!皆さんお疲れ様でした。
直射日光の当たらない、涼しい場所で乾燥させ、1か月熟成させて完成です。皆さんどんな味のサラミに仕上がるでしょう?楽しみですね♪




次回は、来年1月16日の味噌づくり講座です!みなさんのご参加お待ちしてます。

 詳しくはHPへ!

http://www.neos.gr.jp/oonuma_ns/inakagurasi.html

 

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12月4日(土)~12月25日(土)の金、土、日、祝日の計11日蒸気機関車「SLはこだてクリスマスファンタジー号」
函館駅ー大沼公園駅間を1日2往復します。

それに合わせて当ホテルでは、SL撮影ポイントへの無料送迎付き宿泊プランをご用意しました。
夏はレンタサイクルで現地へ行けますが、冬は路面が凍りカメラ機材の破損の恐れがございます。
事故防止のため是非ご利用下さい(1日2往復)お得ですよ。

※なお他のプランとの併用、無料送迎はいたしませんのでご了承ください。
 このチャンスをお見逃しなく...

 

お問い合わせは

ステーションホテル 旭屋

住所 北海道亀田郡七飯町字大沼町145(大沼公園駅目の前、徒歩1分)

電話 0138-67-2654

ホームページ http://business2.plala.or.jp/asahiya/main.htm

 

 

 

 

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今年も冬支度の頃となりました。
12月1日(水)~12月16日(木)まで
お休みします。
薪割りやら、ソーセージ作りやら
休みなんだか、忙しいやらで
ご理解の程 よろしくお願い致します!
12月17日(金)より通常どおり営業します。

【カントリーキッチンWALD】

 

今回の森のようちえんは、小春日和ならぬ小秋日和?の暖かかさの中で親子で晩秋の森を満喫しました。
みんなで自己紹介をした後、畑までの道をてくてく散策。落ち葉をサクサクと踏みしめる感触が心地よく、みんなおおはしゃぎ!

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畑では、カラカラに乾燥した大豆を引っこ抜いて収穫。大人も子どもも簡単にすぽっと抜ける感覚にはまっていました。収穫した大豆をビニールシートの上で棒や瓶でたたく「豆たたき」体験。プチプチと大豆がはじき飛ばしながら、この大豆からお醤油や豆腐、味噌などができるんだね~なんて話しながら作業しました。

広場に移動し、「だるまさんがころんだ」や「ろうそくおに」をして思いっきり駆け回りました。どこまでも続く芝生におに係は悪戦苦闘。まったく終わりがみえない・・・といううちにお昼の時間になったので終了!しかし、みんな長靴なのに足が速い!大人顔負けの速さで、日頃いっぱい走り回ってるんだな~と感心しました。
お昼は、外で家族ごとにお弁当を囲みました。おなかぺこぺこ、残さずしっかり食べて午後の遊びの為のエネルギー補給をしてました。


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午後は、落ち葉をたくさん集めて落葉のプール作り!フカフカの落ち葉の中に埋まって遊んだり落葉ひとつでこんなにも盛り上がれるのかって思うほどはしゃいでました。お父さんお母さんも童心に返って落ち葉遊びを楽しんでました。

7月の森のようちえんで、森の中にクワガタのお家を作った場所に行ってみました。
みんなの作ったお家では、落ち葉の布団をたくさん掛けた朽木の中でクワガタの幼虫が生活していた形跡は見つけられたけど、幼虫は見つけられませんでした。もっと奥深くに潜り込んで冬を越す準備をしてるのかもしれませんね。


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広場へ戻り、みんなでおやつの焼き芋準備!
湿らせた新聞紙にサツマイモをくるみ、その上にアルミホイルで包んで準備完了。
子ども達は、ちょっとビクビクしながらも火に近づき、自分で焚き火にお芋を放り込んでしました。
今回のお芋は、黄金千貫という見た目も中身も白いお芋と紅アズマというよくスーパーで見かけるお芋の2種類を食べ比べしてみました。
どちらもホクホクして甘くておいしかったけど、紅アズマのほうが甘みが強く感じられたようです。
お弁当もいっぱい食べたけど、お芋は別腹?!あまりのおいしさについつい食べ過ぎちゃいました。たくさん焼いたので、お土産にもって帰った子もいましたよ。
いっぱい遊んで、いっぱい食べて、最後は温泉に浸かってポカポカになって帰ったようです☆

 


来月の森のようちえんは、森の中の木を飾ってクリスマスツリーを作る予定です♪
また、みんなで遊べる日を楽しみにしています!!

12月19日(日) 森のくりすます

詳しくはHPへ

http://www.neos.gr.jp/oonuma_ns/moriyo.html

大沼の風物詩と言えばワカサギ漁ですが、大沼遊船でも冬本番の氷上穴釣り前に気軽で楽しいワカサギ桟橋釣りを開始しました。
今夏猛暑の影響かどうか解りませんが例年よりも魚の成長が遅く、小ぶりだった天然ワカサギがやっとエサに食いつくサイズになってきました。
釣果は天候気温水温に敏感に反応しますが午前中~昼頃が釣れています。

釣り場の営業時間は8:00~16:00
料金: 1,000円 (釣具一式えさ付き)
防寒ロングベンチコート無料で貸出中。

電話:(0138)67-2229

釣ったワカサギはもちろんお持ち帰り出来ます、またワカサギを天ぷらで食べることも出来ますよ。これがまた格別の美味しさです!(料金別途)


スタッフ一同みなさまのお越しをお待ちしております。


【大沼遊船】大沼公園広場内


 



第2回大人のための田舎暮らし講座は、「発酵学最前線 プラスチックも発酵する」と題して
沖縄の(株)バイオジャパン代表 高見秀弘さんをお招きしました。
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午前中は、発酵のしくみとは?を探る基礎講座。発酵と腐敗の違いなど、丁寧に教えていただきました。
会場からは、次から次へと質問が出て、基礎講座の後に予定していた「堆肥作り」は午後一番に
やることに。みなさん熱心です。
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というわけで、午後は気持ちの良い中庭に出て堆肥作りからスタート。
まずはブルーシートに米ぬかを出します(全部で5袋75kg)。
講師が作った有用微生物群(EM)の登場です。
興味津々、バケツに顔を入れて匂いを嗅いでみたりしました。
沖縄の黒蜜が使われて甘い匂いがしました。

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米ぬかに、EMを混ぜていきます。最初はバケツで。
「そば打ちみたいだな~」とか「ねんどこねてるみたいね」などと言いながらみんな童心にかえって
こねこねしました。2グループに分かれたのですが、遠くから見ると・・・なんだか変ですね(笑)。
最後の微妙な水分調節はジョーロで行い、片手でぎゅっと握ってパラパラと落ちるくらいに混ぜたら完成。
お土産に、一人4kgずつお持ち帰りいただきました。
これから暖かいところに置いて熟成させてから使うことが出来ます。「完熟」が大事だそうです。

さて、午後の後半は、いよいよ「プラスチックも発酵する」のお話。
今までの常識を覆して、無機物に混ぜ込む技術は教科書を買い換える必要が出てくるほどの驚きの技術でした。
詳しい説明は省きますが、今後、健康のために、作物の鮮度保持のために、建材や物流システムの中に、等々
様々な応用が考えられる技術だと分かり、みなさんう~~~~むと唸ったり、活発に質問をしていました。


いよいよ11月からは発酵食品作りが始まります。

興味のある方は、遠慮なくお問合せくださいね。


 

次回は11月21日 サラミソーセージ作り

詳しくはHPへ http://www.neos.gr.jp/oonuma_ns/inakagurasi.html

大沼の景観のシンボルである駒ケ岳。毎日見ているのに今まで自然学校のプログラムで行ったことのない場所です。いよいよその駒ケ岳を探検する冒険の2日間の始まりです。気持ちのよい秋晴れの空の下、一行が向かったのは駒ケ岳神社でした。昭和の噴火の際に飛んできた大きな溶岩石がありました。裂け目を通り抜けながら登山の安全祈願をしてきました。

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神社の後は大沼で最も眺めのよいお弁当ポイントを探して日暮山に向かいました。たくさんの島や深い森に囲まれた大沼の眺めは最高でした。これから登る駒ケ岳の馬の背を確認しながらお弁当を食べました。次にゴリラの顔がみえるという噂の鹿部ロイヤルホテルの屋上に向かいました。着いてみるとゴリラの顔の正体は砂原岳という1113mの山でした。駒ケ岳は主に剣ヶ峰(1131m)とこの砂原岳(1113m)から成る山だということを実感しました。自然学校がある東大沼側からは奥まっていて見えなかった砂原岳がクッキリ見えて感動でした。

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戻ってきてから栗とカボチャの収穫をしました。その夜は鶏カボチャ鍋をすることになりました。カボチャの鍋というと慣れない感じですがとても美味しくて何杯もおかわりをしました。栗はデザート感覚で焼き栗にしました。

何度も参加するうちに手際がよくなったのか夜は結構時間が空いたのでウシガエル釣りに挑戦しました。残念ながら夜は獲物が見ずらかったので釣れませんでしたが、翌朝早起きをしたキングが見事に釣り上げました。

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いよいよ出発の時が来ました。天気はやや曇りでお昼には雨が降る予報の中、まずは山麓で農家をしているMさんのところに行って噴火の様子を聞いてから登り始めました。Mさんは無事に降りてきたら蚊美味しいカボチャをあげるからねと励ましてくれました。
天気もよく最初は元気だったメンバーもだんだん息が荒くなってペースがゆっくりになりました。そのうち空が曇ってきて一気に寒くなってきました。なんとかメンバーが9合目に辿りついた時、ふるさとの森で待機していたキングが焚火でノロシを上げてくれました。煙は9合目からもはっきり見えて皆で歓声を上げました。元気が出て一気に山頂まで上り詰めてお弁当を食べました。

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ランチの途中でキングから「下は振出したからすぐに下りた方がいいよ」と連絡が入ったので急いで下山を始めると本当に吹き付けるような雨が降ってきました。「これこそアドベンチャーだ!」と叫びながら必死で山を下りるとタイミングよくキングが迎に来てくれてまたまた歓声があがりました。
風が強くて20分しか山頂にいられませんでしたが念願の駒ケ岳から大沼を見下ろすことができて大満足の登山でした。

早速Mさんに下山の報告に行くと本当にカボチャをくれて「これをカボチャ団子にすると最高だよ」と教えてもらったので、急いで自然学校に戻って教わった通りにカボチャ団子を作りました。またちょうど遊びに来てくれた東大沼の町内会長さんに朝釣り上げたウシガエルの話をすると、あっという間にさばいて皮をはいでくれたので団子と一緒にから揚げにして食べました。

来月13・14日のイエティくらぶ(小学生対象)は大沼フォトサイクリング!

詳しくはこちらから
http://www.neos.gr.jp/oonuma_ns/ieti.html