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北の郵便配達

の時期に一番忙しい職業と言えば、郵便屋さん、もとい日本郵便の社員さんとバイトさんだろう。


12月に入ると一般の配達員さんに混じって、年賀状やお歳暮を捌くためのアルバイトさんが走っているのも目にするようになる。


ここで、雪国に住んでいない人は疑問を抱くことだろう。

雪のない地方なら、配達に何ら問題はない。
しかし東北や北海道の豪雪地方になると、どうやって配達するのだ?

答えはこうだ。

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知り合いの息子さんにお仕事中ご協力頂きました。有難うござんす。


冬の北海道を初めて旅した時、ツルツルになった道路で私がおっかなびっくり歩いている横を、
自転車に乗ったおっちゃんが平然と走っていたり
郵便カブに乗った配達員さんが後輪を滑らせながらアクセルターンを決めていたり
するのを見て、心底びっくりしたものだった。


タイヤが四つ付いているクルマなら滑ってもひっくり返ることはない。ところが二輪車は物理的に不安定で、二つあるタイヤの片方でも滑ればすぐさま転倒の危険に晒されるのだ。ましてやこんな摩擦抵抗の少ない路面では危険極まりない、と誰しも思うことだろう。

しかし、所変われば品変わる。所変われば常識変わる。

本当に危険なら無くなる筈だが、別に事故が多発しているというわけでもないから、今も雪道で自転車やバイクが走り回っているのだろう。

郵便屋さんにしても何の問題もなく、業務は遂行されているようだ。

 

(元大阪人A.O)

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