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2010年11月アーカイブ

第2回大人のための田舎暮らし講座は、「発酵学最前線 プラスチックも発酵する」と題して
沖縄の(株)バイオジャパン代表 高見秀弘さんをお招きしました。
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午前中は、発酵のしくみとは?を探る基礎講座。発酵と腐敗の違いなど、丁寧に教えていただきました。
会場からは、次から次へと質問が出て、基礎講座の後に予定していた「堆肥作り」は午後一番に
やることに。みなさん熱心です。
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というわけで、午後は気持ちの良い中庭に出て堆肥作りからスタート。
まずはブルーシートに米ぬかを出します(全部で5袋75kg)。
講師が作った有用微生物群(EM)の登場です。
興味津々、バケツに顔を入れて匂いを嗅いでみたりしました。
沖縄の黒蜜が使われて甘い匂いがしました。

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米ぬかに、EMを混ぜていきます。最初はバケツで。
「そば打ちみたいだな~」とか「ねんどこねてるみたいね」などと言いながらみんな童心にかえって
こねこねしました。2グループに分かれたのですが、遠くから見ると・・・なんだか変ですね(笑)。
最後の微妙な水分調節はジョーロで行い、片手でぎゅっと握ってパラパラと落ちるくらいに混ぜたら完成。
お土産に、一人4kgずつお持ち帰りいただきました。
これから暖かいところに置いて熟成させてから使うことが出来ます。「完熟」が大事だそうです。

さて、午後の後半は、いよいよ「プラスチックも発酵する」のお話。
今までの常識を覆して、無機物に混ぜ込む技術は教科書を買い換える必要が出てくるほどの驚きの技術でした。
詳しい説明は省きますが、今後、健康のために、作物の鮮度保持のために、建材や物流システムの中に、等々
様々な応用が考えられる技術だと分かり、みなさんう~~~~むと唸ったり、活発に質問をしていました。


いよいよ11月からは発酵食品作りが始まります。

興味のある方は、遠慮なくお問合せくださいね。


 

次回は11月21日 サラミソーセージ作り

詳しくはHPへ http://www.neos.gr.jp/oonuma_ns/inakagurasi.html

大沼の景観のシンボルである駒ケ岳。毎日見ているのに今まで自然学校のプログラムで行ったことのない場所です。いよいよその駒ケ岳を探検する冒険の2日間の始まりです。気持ちのよい秋晴れの空の下、一行が向かったのは駒ケ岳神社でした。昭和の噴火の際に飛んできた大きな溶岩石がありました。裂け目を通り抜けながら登山の安全祈願をしてきました。

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神社の後は大沼で最も眺めのよいお弁当ポイントを探して日暮山に向かいました。たくさんの島や深い森に囲まれた大沼の眺めは最高でした。これから登る駒ケ岳の馬の背を確認しながらお弁当を食べました。次にゴリラの顔がみえるという噂の鹿部ロイヤルホテルの屋上に向かいました。着いてみるとゴリラの顔の正体は砂原岳という1113mの山でした。駒ケ岳は主に剣ヶ峰(1131m)とこの砂原岳(1113m)から成る山だということを実感しました。自然学校がある東大沼側からは奥まっていて見えなかった砂原岳がクッキリ見えて感動でした。

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戻ってきてから栗とカボチャの収穫をしました。その夜は鶏カボチャ鍋をすることになりました。カボチャの鍋というと慣れない感じですがとても美味しくて何杯もおかわりをしました。栗はデザート感覚で焼き栗にしました。

何度も参加するうちに手際がよくなったのか夜は結構時間が空いたのでウシガエル釣りに挑戦しました。残念ながら夜は獲物が見ずらかったので釣れませんでしたが、翌朝早起きをしたキングが見事に釣り上げました。

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いよいよ出発の時が来ました。天気はやや曇りでお昼には雨が降る予報の中、まずは山麓で農家をしているMさんのところに行って噴火の様子を聞いてから登り始めました。Mさんは無事に降りてきたら蚊美味しいカボチャをあげるからねと励ましてくれました。
天気もよく最初は元気だったメンバーもだんだん息が荒くなってペースがゆっくりになりました。そのうち空が曇ってきて一気に寒くなってきました。なんとかメンバーが9合目に辿りついた時、ふるさとの森で待機していたキングが焚火でノロシを上げてくれました。煙は9合目からもはっきり見えて皆で歓声を上げました。元気が出て一気に山頂まで上り詰めてお弁当を食べました。

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ランチの途中でキングから「下は振出したからすぐに下りた方がいいよ」と連絡が入ったので急いで下山を始めると本当に吹き付けるような雨が降ってきました。「これこそアドベンチャーだ!」と叫びながら必死で山を下りるとタイミングよくキングが迎に来てくれてまたまた歓声があがりました。
風が強くて20分しか山頂にいられませんでしたが念願の駒ケ岳から大沼を見下ろすことができて大満足の登山でした。

早速Mさんに下山の報告に行くと本当にカボチャをくれて「これをカボチャ団子にすると最高だよ」と教えてもらったので、急いで自然学校に戻って教わった通りにカボチャ団子を作りました。またちょうど遊びに来てくれた東大沼の町内会長さんに朝釣り上げたウシガエルの話をすると、あっという間にさばいて皮をはいでくれたので団子と一緒にから揚げにして食べました。

来月13・14日のイエティくらぶ(小学生対象)は大沼フォトサイクリング!

詳しくはこちらから
http://www.neos.gr.jp/oonuma_ns/ieti.html

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